食害魚のチヌで新たなレシピ完成 香川短期大学の学生が考案
魚離れが進み、食卓に並ぶことが少なくなった香川県産のチヌをもっと食べてもらおうと、学生たちが考えた新たなレシピがお披露目されました。
レシピを考えたのは香川短期大学で栄養士を目指す学生37人です。学生たちは、かつて高級魚だったチヌの需要が減り、香川県沖で養殖ノリを食べてしまう食害が問題となっていることを知り、幅広い世代に食べてもらえるよう調理しました。
県産野菜と組み合わせた和洋中の8品が完成。県や漁業関係者らが試食し、おいしさや目新しさなどを採点しました。その結果、子どもにも食べてもらえるようチヌを具に混ぜ込んだ一口サイズのコロッケが1位に輝きました。
この取り組みは産学官が連携し、チヌの消費拡大を目指して行われていて、学生たちが考えたレシピは県内のイベントで振る舞われるということです。