アリーナ効果も　JR四国　鉄道運輸収入が増収の見通し

　新しいアリーナの開業も後押しとなった様です。JR四国の四之宮和幸社長は今日（23日）の定例会見で、昨年度の鉄道運輸収入が増収となる見通しを示しました。

　JR四国によりますと、管内での乗車券の販売などによる先月（3月）の鉄道収入は、前の年の同じ時期から3.1ポイント増加し、およそ35億3500万円でした。

　新たにオープンした、あなぶきアリーナ香川での大型イベントの効果もあり、快速マリンライナーの利用客数が、前の年の同じ時期から1割近く増加。コロナ禍前と比べても最も高い回復率となりました。これに伴い、昨年度の鉄道運輸収入も、前の年度から増収の見通しだということです。

　また四之宮社長は、瀬戸内国際芸術祭が開幕したことを受け、更なる移動需要の拡大に期待感を示しました。