「短期プライムレート」17年ぶり引き上げへ 香川・岡山の地方銀行
日銀の追加利上げを受け、香川・岡山の地方銀行は、9月から住宅ローンの変動金利の基準にもなる短期プライムレートをおよそ17年ぶりに引き上げます。
香川・岡山の地方銀行では短期プライムレートを0.15ポイント引き上げます。
9月2日から、高松市の百十四銀行は年2.125パーセントに。香川銀行は年2.95パーセントとします。
岡山市の中国銀行やトマト銀行も、それぞれ0.15ポイント引き上げます。
引き上げは2007年以来17年ぶりで、今後、変動型の住宅ローン金利や企業の短期の借り入れにも影響が出る見通しです。
このほか、いずれの銀行も普通預金の金利を年0.02パーセントから5倍にあたる年0.1パーセントに引き上げるとしています。