高松空港の国際線 経済波及効果は218億円
高松空港の国際定期路線が現在週31往復運航していることで、香川県内への経済波及効果が218億円にのぼることが分かりました。
高松空港ではソウル、台北、香港、上海の4つの国際定期路線がある他、今年7月にはソウル線で2社目の航空会社が参入。3月には定期チャーター便として台湾中部の台中を結ぶ便も開設され、過去最も多い週31往復を運航しています。
県内への経済波及効果は、週20往復だった2017年と比べて2.7倍の、およそ218億円にのぼる試算結果が明らかになりました。このうち外国人旅行客による効果は2.8倍の210億5000万円。日本人客による効果は1.3倍の7億3000万円でした。
空港の運営会社は新規路線の開設に向けて働きかけを続けている他、ターミナルビルの増改築も計画していて、受け入れ環境の充実を図る考えです。