春の交通安全運動の期間中 香川県で2人死亡 岡山県で1人死亡
今月15日まで行われた春の全国交通安全運動期間中、香川県内では事故の件数と、けがをした人の数が過去最少となった一方、死亡事故で2人が犠牲になりました。
香川県警のまとめによりますと、今月15日まで10日間行われた春の全国交通安全運動の期間中、県内で起きた事故は去年より4件少ない71件。けがをした人の数は17人少ない84人で、いずれも1977年の統計開始以降最も少なくなりました。
一方で、期間中としては2023年以来となる死亡事故が発生し、高齢女性2人が犠牲に。この内、今月12日に坂出市で発生した事故は、死亡ひき逃げ事件として捜査が進められています。
交通違反では飲酒運転の検挙数が10件と、去年から2倍以上に増加。自転車の酒気帯び運転でも2件を検挙していて、県警は引き続き重大な事故につながる飲酒運転などに目を光らせるとしています。
一方、岡山県警のまとめによりますと、岡山県内の事故は去年より2件少ない118件。亡くなった人の数は去年と同じ1人でした。また、けがをした人は5人少ない135人でした。