高校生対象の職業体験会「就職後のミスマッチ」回避にも一役
就職活動に活かすと共に、就職後のミスマッチを防ごうと、高校生を対象にした職業体験会が今日(6日)岡山市で行われました。
職業体験会に参加したのは、岡山県の高校1年生から3年生合わせておよそ250人、それに県内に事業所を置く27社です。生徒達は、高所作業で使う安全器具を身に着けたり、イチゴを選別したりして、実際の仕事の雰囲気を味わっていました。
厚生労働省によりますと、2021年に卒業した高校生の3年以内の離職率は38.4パーセント。離職の主な原因は、入社前のイメージと実際の業務のギャップとされています。高校生はもちろん、参加した企業にとっても、離職を防ぐ上で貴重な機会となっています。
主催者は、来年以降もイベントを行って、ミスマッチの解消につなげていきたいとしています。
最終更新日:2025年6月6日 18:57