百日せき 岡山県でも患者急増 5歳から14歳を中心に過去最悪のペース
全国で相次ぐ百日せきの患者が、岡山県でも5歳から14歳を中心に過去最悪のペースで急増しています。
岡山県によりますと、今月7日から20日までの2週間に報告のあった百日せきの患者は、102人にのぼりました。患者の年齢は5歳から14歳が8割を占め、学校などの集団生活の場で感染が広がっています。
百日せきはその名の通り、激しいせきの発作が続き、回復まで2か月から3か月かかります。特に乳児は重症化し、まれに死に至る恐れもあります。
岡山県は手洗いなど基本的な感染防止策に加え、5種混合ワクチンなどの予防接種を呼びかけています。
一方、香川県では今月20日までの一週間に35人の報告があり、現在の統計方法になって以降、2番目の多さとなっています。
最終更新日:2025年4月25日 19:16