シートベルトの正しい着用を 親子で学ぶ交通安全教室
秋の交通安全運動にあわせ、シートベルトの大切さを学んでもらおうと、親子を対象にした交通安全教室が香川県さぬき市で行われました。
教室には、地元のこども園の園児とその保護者、およそ30人が参加。時速5キロの衝突を再現出来る特殊な車両を使って、シートベルト着用の効果を体感しました。
先月(8月)、福岡県で軽乗用車と路線バスが衝突した事故では、軽乗用車の後部座席に乗っていた5歳と7歳の女の子が死亡。事故の衝撃で、腹部をシートベルトに強く締め付けられたことが原因とみられています。
こうした事故を防ぐには・・・
(さぬき警察署交通課 森口憲治指導規制係長)「深く座席に腰かけてもらいます。(ベルトが)ねじれないようにしてもらいます。(腹部のベルトは)骨盤のあたりで締めれば、 腹部への負担がなくなりますので。(胸部のベルトは)高過ぎると首に負担がかかる。低過ぎるとシートベルトの効果が出ないので。子どもの身長に合わせたイス、ジュニアシートも選んでもらいたい。」
後部座席での着用も浸透していないことから、香川県警は「全ての座席でのシートベルト着用と正しい使用の徹底」を呼びかけています。