医療用手袋の生産拠点 坂出市に完成 輸入依存脱却へ国内の生産体制強化
コロナ禍以降需要が高まっている、医療用手袋の国内最大の生産拠点となる工場が坂出市に完成しました。
坂出市の工業団地番の州地区に完成したのは、兵庫県の大手手袋メーカー「ショーワグローブ」の工場です。工場では医療用の使い捨て手袋など、1日あたり最大360万枚を生産。その工程をほぼ自動化することで、コスト削減や衛生面でもメリットがあるということです。
現在、医療用の使い捨て手袋は、国内で使われるほとんどが輸入品で賄われていて、コロナ禍で深刻な品薄に陥ったことから、国内の生産体制の強化を図ります。今日(25日)は開所式が行われ、池田知事など関係者およそ70人が門出を祝いました。坂出の地から医療用手袋の「輸入依存脱却」へ、期待が高まります。
最終更新日:2024年10月25日 18:45