高松市 下水道料金値上げ検討 来年6月から
高松市は先月(5月)下水道料金の値上げを検討することを決めました。これについて高松市の大西市長は、持続可能な運営のため市民に値上げへの理解を得たいとの考えを示しました。
高松市では、下水道施設の老朽化に伴い、維持・管理や施設の更新費用の増加が見込まれている他、人口減少などにより、再来年度には7億円を超える運転資金不足に陥る見込みです。
こうした事態を回避しようと、高松市は、1立方メートルあたり143.5円の現在の料金単価を、およそ30円から50円引き上げる3つの案に加え、新たに、月額900円の「基本使用料」を導入することを検討しています。
大西市長は「今後、市民へのアンケートなどを行った上で、来年(2026年)6月からの新料金の導入を目指す。」としています。
最終更新日:2025年6月6日 18:52