高知・香川両県知事会議　人口減少対策や南海トラフ地震対策などで連携

　高知県と香川県の知事が昨日（16日）高知市で、両県の共通課題について協議し、人口減少対策や南海トラフ地震対策などで連携していくことを確認しました。

　高知・香川両県知事会議は、共通の政策課題について連携して対応しようと、2015年度から開いています。会議では香川県の池田知事と高知県の濵田知事が、人口減少対策や南海トラフ地震対策、交通ネットワークなど6つのテーマについて協議しました。

　この内、人口減少対策については、若者の都市部への流出に歯止めをかけるため、企業の誘致など地方の経済成長につながる体制づくりを、連携して国に働きかけていくことで一致しました。

　また、会議を前に両知事は香美市の、やなせたかし記念館を訪れました。濵田知事は、やなせさんの足跡を紹介すると共に、香川県から車やJR土讃線でアクセスしやすい物部川流域の観光をアピールしました。