「コストコ」誘致に揺れる赤磐市
人口およそ4万人の市が、アメリカの会員制量販店コストコの誘致を巡り揺れ動いています。岡山県赤磐市は、市長がトップセールスを行っていることを表明し、今日(27日)の市議会で関連の予算案が可決されましたが、議員からは慎重論も相次ぎました。
赤磐市の友實市長は今月(9月)の市議会で、岡山市から近い市の南部に、会員制量販店コストコの誘致を目指し、トップセールスを行っていることを表明しました。
今日の市議会で、誘致の関連費を含む20億4700万円の補正予算案の採決を迎えました。反対する議員からは、道路改良などの関連費9億7000万円を減額する修正案が出されました。採決の結果、予算案は原案通り賛成9、反対6、棄権1の賛成多数で可決されました。
岡山県で話があがっては消えた「コストコ誘致」。友實市長は、誘致により多くの雇用が生まれることから「最終決定へしっかり交渉していく」と強調しました。