香川県内の「待機児童数」6年連続減少 高松市では初のゼロに
香川県内の今年4月時点の待機児童数は6年連続で減少し、この内、高松市では、現在の制度になってから初めてゼロとなりました。
香川県のまとめによりますと、今年4月1日時点の県内の待機児童数は1人と、6年連続で減少。この内、高松市では現在の制度になった2015年度以降、初めてゼロとなりました。
高松市の待機児童数は、共働き世帯の増加などで2016年のピーク時には321人まで増えましたが、保育園の新設や保育士の確保などで受け皿の整備が進み、今回の解消につながりました。
一方で、保育士ひとりが担当する子どもの数を示す、国の「配置基準」が昨年度に見直されたことから、県は子ども達の受け皿を引き続き維持していくための人材確保を課題に挙げています。
最終更新日:2025年6月10日 14:00