×

地価公示 岡山・香川

2024年3月26日 19:15
地価公示 岡山・香川

 土地の取引に対して適正な指標を示す、今年の全国の地価が公示されました。岡山県の平均変動率は2年連続で上昇し、香川県は4年連続の下落となりましたが、下落幅は縮小し、回復傾向となっています。

 岡山県内の401地点の平均価格は、1平方メートルあたりで6万7700円。変動率は1.1パーセントと、2年連続の上昇となりました。この内、商業地の変動率は1.8パーセントと、岡山市中心部の活発な再開発などを背景に3年連続での上昇となっています。

 県内の最高価格は、36年連続で岡山市北区本町の商業ビルが建つ土地で、1平方メートルあたり178万円でした。また、住宅地の変動率は0.8パーセントと、物価高の影響を感じさせず、2年連続で上昇となりました。調査した不動産鑑定士は、商業地、住宅地とも市街地の上昇が目立つ一方、人口が減少する地域は、今後も下落の傾向が続くと分析しています。

 一方、香川県内179地点の平均価格は、1平方メートル当たり5万8000円で、去年と比べた変動率はマイナス0.2パーセントでした。コロナ禍以降4年連続の下落となりましたが、高松市中心部の利便性が高い地域を中心に需要が高まり、下落幅は縮小しています。

 最高価格となったのは、住宅地では富裕層からの根強い需要がある高松市番町で、1平方メートル当たり28万2000円。商業地では高松市中央通り沿いにあるオフィス街の磨屋町で、45万4000円となっています。

 不動産鑑定士は「以前から人気が高かった高松市中心部では回復傾向がみられる一方、人口減少が進む地域では下落に歯止めがかからず、二極化が進んでいる。」と分析しています。