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JR四国 輪軸組み立て時の圧力 保有車両の約2割で「目安の数値外れる」  JR貨物データ改ざん問題受け調査

2024年9月24日 16:26
JR四国 輪軸組み立て時の圧力 保有車両の約2割で「目安の数値外れる」  JR貨物データ改ざん問題受け調査

 JR四国は、JR貨物でのデータ改ざん問題を受け行った緊急点検で、保有する車両のおよそ2割が、車輪と車軸を組み立てる際の圧力が目安の値を外れていたと発表しました。

 緊急点検は今月(9月)、JR貨物で明らかになったデータ改ざんなどの不正を受け、国土交通省が指示していました。点検の結果、データ改ざんなどの不正は確認されませんでしたが、保有する409両の内、およそ2割にあたる96両で、車軸に車輪を押し込む際の圧力が目安の値を外れていたことが確認されました。

 このため予讃線など4路線、22本の普通列車で車両を減らし運行しましたが、安全性が確認されたことから、今日(24日)までに全車両の使用を再開しています。JR四国では目安としていた圧力の値を基準化するか検討を進めると共に、適切な作業の徹底を社内文書で通知したということです。

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