遺体検視結果の報告書 誤廃棄 観音寺警察署

香川県警は、観音寺警察署で保管していた検視結果の報告書を誤って廃棄したと発表しました。個人情報流出のおそれは無いとしています。
誤まって廃棄されたのは、観音寺警察署で保管していた検視結果報告書の内、2012年から2018年までの660人分です。
県警によりますと去年(2024年)10月、捜査員3人が文書の廃棄作業の際に、誤って処理業者に引き渡しました。今月、他の機関から記載内容の問い合わせを受けて発覚し、捜査員は聞き取りに対し、30年間の保存期間を「5年間」と誤っていたと話したということです。
報告書には遺体や関係者の住所や生年月日などが書かれていましたが、適切に廃棄処理が行われ、情報流出のおそれは無いとしています。県警は全て捜査が終わっている書類としていますが、「文書の適正な管理を徹底して再発防止に努める」とコメントしています。
最終更新日:2025年5月26日 18:47