全国学力テスト 香川岡山
小学6年生と中学3年生が対象の全国学力テストが、今日(17日)一斉に行われ、香川・岡山の児童生徒も試験に臨みました。
香川県内では、ほぼ全てにあたる220校の小中学校で試験が行われ、この内、高松市の古高松小学校でも6年生70人が受験しました。
全国学力テストは、小学6年生と中学3年生を対象に、毎年行う国語と算数・数学の他、今回は3年に一度実施される理科が加わりました。中学理科は今回初めてタブレット端末を使ってオンラインで回答する「CBT方式」を導入。動画形式など多様な出題方法が可能になり、解答データ収集の効率化も図ります。
文部科学省は再来年度から全科目をオンライン形式に移行する方針です。
一方、岡山県では515校の小中学校で、合わせておよそ3万2700人がテストを受けました。この内、岡山市の岡山操山中学校でも3年生119人が参加しました。
岡山県教育委員会によりますと、去年のテストで中学校の国語と数学の平均正答率の合計が、2007年に調査を始めてから初めて全国平均を上回りました。今年度の目標として県教委は、小6、中3共に全国平均正答率のプラス1ポイントを掲げています。
今年の結果は7月頃に公表される予定です。