殺人未遂事件で逮捕の男　凶器のアイスピックなど奪った強盗容疑で再逮捕

　今月（9月）、高松市の繁華街で、知人の胸や腹をアイスピックで複数回刺して殺害しようとしたとして逮捕送検されていた、香川県三木町の43歳の男について、警察は20日、強盗の疑いで再逮捕しました。

　再逮捕されたのは三木町氷上の小売業、入倉佑司容疑者（43）です。警察によりますと入倉容疑者は今月1日の午前6時前、高松市の繁華街の飲食店で男性従業員を足蹴りするなどし、アイスピックとマドラー、割れたガラスコップを奪いとった疑いです。

　事件の前、入倉容疑者は31歳の知人男性と別の店で飲酒。口論となり、飲み直しに入った店に知人男性が話し合いたいと訪れることが分かり、アイスピックなどを強奪。知人男性の胸や腹を複数回刺し大ケガをさせたとして殺人未遂の疑いで逮捕されていました。

　調べに対し、「護身用としてアイスピックを持ち出した。足蹴りなどは記憶に無い。」と、容疑を一部否認しているということです。