「部活動の地域展開」へ　高松市で協議会

　中学校の部活動を地域ぐるみで運営する、いわゆる「部活動の地域展開」を香川県で進めるための協議会が、今日（29日）高松市で開かれ、今年度の取り組みが確認されました。

　協議会には県や17の市や町の教育委員会、スポーツ団体などから、およそ70人が出席しました。

　中学校の部活動を巡っては、少子化や教員の働き方改革などから、それぞれの学校単位ではなく地域ぐるみで運営する、いわゆる「地域展開」が全国的に進められています。

　今日の会合では今年度、実証事業を行う県内9つの市や町が、それぞれの取り組みを紹介。人数が少なかったり休日の活動が多かったりする部活動を中心に、地域のスポーツクラブや複数の学校などと連携を目指していく中、費用の負担方法や移動手段の確保などが課題となっていることが示されました。