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熱中症による救急搬送 岡山・香川で増加

2024年9月10日 16:52
熱中症による救急搬送 岡山・香川で増加

 観測史上、最も暑かった今年の夏、岡山県や香川県で熱中症で救急搬送された人は、去年の1.2倍から1.3倍に増えたことが、消防庁のまとめで分かりました。

 今年4月29日から9月1日までの間に熱中症で救急搬送された人は、岡山県で1973人、香川県では896人でした。去年の同じ時期と比べると、岡山県は296人、香川県では227人増えています。

 年齢別では、65歳以上の高齢者が、両県共に60パーセントを超えています。また、発生場所では、自宅などの「住居」の割合が45パーセント前後と、最も高くなっています。

 総務省消防庁は、高齢者は暑さを感じにくく屋内でも熱中症になる恐れがあるとして、エアコンや扇風機の積極的な使用や、こまめな水分補給などを呼びかけています。

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