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JR芸備線 実証実験についてJR西日本支社長「地域の人と取り組む」

2025年5月30日 18:57
JR芸備線 実証実験についてJR西日本支社長「地域の人と取り組む」

 岡山県と広島県を走り、存廃が議論されているJR芸備線の経済効果を調査する実証実験が、7月から始まります。これについてJR西日本岡山支社の林秀樹社長は「地域の人と取り組む」姿勢を強調しました。

 7月下旬にも始まる実証実験は、全国屈指の赤字路線とされるJR芸備線の潜在的な経済効果を調べるのが目的です。具体的には、平日夕方以降と土日のダイヤの増便の他、マルシェなどを展開した駅周辺の賑わい創出など6つの施策に取り組みます。

 中国運輸局は実証実験による沿線地域の活性化を検証した上で、来年(2026年)4月から存廃協議を始める方針を示しています。

 今日(30日)の会見でJR西日本岡山支社の林支社長は、地域の持続可能性を住民と一緒に取り組む実験で、単なる移動手段の存廃協議では無いとの考えを示しました。

最終更新日:2025年5月30日 18:57