住宅など全焼　1人が遺体で見つかる　真庭市

　25日午後、岡山県真庭市で住宅などが全焼した火事で、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。警察は、火事のあと連絡がつかなくなっているこの家の高齢男性と見て確認を急いでいます。

　火事があったのは真庭市下方の山本亥三郎さん89歳の住宅です。

　25日午後3時過ぎ、敷地に停めてあった軽ワゴン車から火が出て、木造2階建ての住宅と倉庫およそ193平方メートルと、軽ワゴン車を全焼し、およそ5時間後に消し止められました。

　この火事で、軽ワゴン車の中から1人の遺体が見つかりました。警察などによりますと、山本さんは81歳の妻と娘夫婦の4人暮らしで、出火当時、家に居た妻が逃げる際に軽いやけどを負ったという事です。

　警察は、見つかった遺体が、火事のあと連絡が取れない山本さんと見て確認を急ぐとともに、消防と合同で詳しい出火原因を調べています。