「日本の伝統芸能を庭園で」岡山後楽園で狂言の上演
日本の伝統芸能を庭園の中で楽しんでもらおうと、今日(13日)から岡山後楽園で狂言の上演が始まりました。
かつての歴代藩主も鑑賞したという舞台で楽しむ、岡山後楽園の狂言。庭園と伝統芸能の魅力を肌で感じてもらおうと、県内で普及に取り組む団体が毎年上演しています。
きょうの演目は「棒しばり」。日頃から留守番をさせると家の酒を盗み飲みする家来2人が、外出する主人に棒と紐で縛りつけられる話です。縛られたままの不自由な身で何とか酒を飲もうとする姿や、帰ってきた主人との掛け合いなど、コミカルな動きに会場から笑いが起きていました。
上演の後は、衣装の着付け体験も出来る、岡山後楽園の狂言鑑賞。今年11月まで、月に3回から4回、開かれる予定です。