岡山市　2年連続で「待機児童」ゼロ

　岡山市は、保育施設に入園出来ない「待機児童」の数が、今年度ゼロだったと発表しました。

　今年度、岡山市の認可保育施設に入園出来た児童は1万8125人。前の年度から46人増え、2年連続となる待機児童ゼロを達成しました。

　9年前、「待機児童」の定義を第3希望までの施設に入れない人に変更して以来、2年連続のゼロは初めてです。

　また、認可施設に入れなかった「未入園児童」は529人で、前の年度から163人減りました。市は、支援員による入園前の相談体制を強化したことが、ゼロの継続に繋がったとしています。

　大森市長は、保育士の確保や放課後児童クラブの定員不足の解消に向けても、引き続き力を入れる考えを示しました。