岡山市で発生の山火事 17日から現地調査 復旧計画を今年度中に策定へ
岡山市で発生した過去最悪規模の山火事について、県などの本格的な現地調査が明日(17日)から始まります。岡山県は復旧する区域や土砂災害対策の必要性などを把握した上で、今年度中に復旧計画を策定する方針です。
先月(3月)23日に岡山市で発生した山火事は、岡山県で最悪の規模となる、およそ565ヘクタールを焼き、今月11日に鎮火となりました。
県と岡山市、玉野市による明日からの現地調査では、森林の復旧に向けた被害状況の具体的調査の他、焼失区域内の渓流で大雨による土砂災害対策の必要性なども調べます。
岡山県は調査結果を踏まえた上で、燃えにくい樹木を植える事や、国の補助が受けられる保安林の指定に向けた手続きなどを盛り込んだ「復旧計画」を、今年度中に策定する方針です。また毎年3月に定めた「山火事予防運動月間」をゴールデンウィーク明けの来月(5月)6日まで延長し、注意喚起を強化しています。
最終更新日:2025年4月16日 19:00