災害の激甚化に備え 岡山県と国が連携を確認
災害の激甚化を踏まえ、互いの連携を確認しました。岡山県と中国地方整備局の懇談会が岡山市で開かれ、地域の災害リスクを踏まえたハード対策を話し合いました。
懇談会には中国地方整備局の林局長や、岡山県の伊原木知事など双方の幹部が出席しました。岡山県が提案したのは、6年前の西日本豪雨を教訓にした水害対策。中でも人口が集中する岡山市街地の水害リスクを軽減する「旭川中上流ダム再生事業」の早期建設を訴えました。
一方、中国地方整備局は、西日本豪雨で決壊した小田川の付け替え事業が3月に完了したことを受け、こうした施設を観光ルートに盛り込み、被災の教訓を受け継ぐ「インフラツーリズム」の推進に協力を求めました。