旅客船など安全点検 夏の行楽シーズンを前に
観光客が増える夏の行楽シーズンを前に、香川県内の旅客船やフェリーターミナルへの立ち入り安全点検が行われている。
点検は毎年この時期に行われていて、今日(3日)は四国運輸局と高松海上保安部の職員が高松港を発着するフェリーに乗り込みました。
2022年の北海道知床半島沖での観光船事故を踏まえ、安全管理の書類を確認した他、救命胴衣や消防設備がきちんと備えられているかをチェックしました。
また、先月(5月)には高松市の男木島沖で、瀬戸内国際芸術祭のツアー客を乗せた観光船の火災事故が発生。これを受けて、今年は瀬戸芸の会場を巡る海上タクシーなどを扱う県内20の事業者の船でも、新たに点検を行う予定です。
8月からの瀬戸芸の夏会期の開催も控え、四国運輸局は事業者に対して安全確保の徹底を改めて呼びかけるとしています。
最終更新日:2025年6月3日 18:46