車いす利用者の避難 介助方法を学ぶ 四国運輸局で研修会
災害時に車いすの利用者を安全に避難させる方法を学ぼうと、四国運輸局などの職員を対象にした研修会が行われました。
研修会に参加したのは、四国運輸局と四国地方整備局の職員15人です。理学療法士でもある徳島文理大学の柳澤幸夫教授から、災害時に車いすの利用者を安全に避難させる介助方法を学びました。
がれきや砂利など障害物のある道を避難する際には、車いすを後ろに傾けて角度をつけることで、重心を取りながら進むことがポイントだということです。更に浸水時に重要となる垂直避難を想定し、複数人で車いすを抱えて、階段をのぼる訓練も行われました。
四国運輸局では今後も、職員や市民に向けた研修を行っていきたいとしています。
最終更新日:2025年5月21日 18:54