香川県の男児 はしか感染 ベトナム渡航歴あり 県内在住者の感染確認は8年ぶり

全国各地で「はしか」感染者の報告が相次ぐ中、香川県はベトナムに渡航歴のある男の子が、はしかに感染したと発表しました。県内に住む人のはしかの感染確認は8年ぶりです。
香川県によりますと、県内に住む10歳未満の男の子はベトナムへの渡航歴があり、先月(4月)25日から発熱などの症状が出て医療機関を受診。30日に医療機関から東讃保健所に届け出がありました。
はしかは空気感染し、感染力が極めて強いといわれています。男の子は先月29日午後8時30分から9時にかけて、さぬき市寒川町の「ザ・ビッグ寒川店」を訪れていたということです。
県は同じ時間帯にこの施設を利用した人で、発熱や発疹などはしかを疑う症状がある場合は、医療機関を受診する様、呼びかけています。また、はしかの予防接種がまだの人は、早めの接種を呼びかけています。
最終更新日:2025年5月2日 11:14