瀬戸内の豊かな環境を守ろう「瀬戸内渚フォーラム」発足
瀬戸内海の豊かな環境を守ろうと、岡山香川の企業や銀行などが参加したプロジェクトが発足しました。
発足した「瀬戸内渚フォーラム」には、岡山や香川、広島などから20の団体が参加しました。
瀬戸内海は、地球温暖化をはじめとする環境の変化で、1960年から藻場が7割以上失われています。プロジェクトは、「人と藻場の共栄」を目指し、再生を通じて瀬戸内海の生態系を守り、経済的な資源としての活用も図ります。
瀬戸内市の牛窓や、香川県三豊市など、瀬戸内の5か所で藻場と干潟の造成を予定しています。フォーラムは、3年計画で土壌の調査や再生に向けた研究などを行い、海草を使った製品の開発に繋げる方針です。