岡山市の山火事現場 現地調査始まる
鎮火から6日、再生に向けた動きが本格化しています。過去最悪の規模となった岡山市の山火事の現場で今日(17日)から詳しい調査が始まりました。
先月(3月)23日、岡山市で発生した山火事では、およそ565ヘクタールが焼け、今月11日、鎮火しました。今日始まった現地調査には、県と岡山市の職員20人が参加しました。焼失した区域の渓流では、大雨による土砂の流出を防ぐ対策の必要性を調べるため、浸食の状況などを確認しました。
今後、玉野市も加わりドローンを活用して落石対策の必要性や、森林の復旧に向けて焼失区域の状況も調査する予定ですが、焼けた範囲が広いため、完了時期は未定です。県は、調査内容を踏まえ、樹木の再生や、国の補助が受けられる保安林の指定に向けた手続きなどを盛り込んだ復旧計画を、今年度中に策定する方針です。
最終更新日:2025年4月17日 19:07