香川県内の住宅「空き家率」過去最高に
人口減少などに伴う空き家の増加が全国的な問題となる中、香川県内の住宅の空き家率が過去最も高くなったことが、国の調査で明らかになりました。
総務省の調査によりますと、一昨年(2023年)10月時点の香川県内の空き家の数は9万1500戸。住宅全体に占める率は、過去最も高い18.6パーセントと全国平均を大きく上回り、10番目に高い水準でした。
県はこうした問題を受け、空き家バンクへの登録を促すなど活用策を進めると共に、老朽化した危険な空き家は、市や町と連携して速やかな撤去を働きかけています。
県によりますと、県内で昨年度撤去された危険な空き家の数は過去最多の311件となっていて「市や町の補助制度を活用してもらいながら、引き続き対策を進めたい。」としています。
最終更新日:2025年5月9日 15:23