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仲多度南部消防組合 飲酒運転で事故の消防士を懲戒免職 パワハラで消防司令を戒告処分

2025年6月9日 17:10
仲多度南部消防組合 飲酒運転で事故の消防士を懲戒免職 パワハラで消防司令を戒告処分

 香川県の琴平町とまんのう町を管轄する仲多度南部消防組合は、飲酒運転での事故と部下に対するパワハラで職員2人を懲戒処分しました。

 今日(9日)付けで懲戒処分を受けたのは、仲多度南部消防組合の30代の男性消防士長と、50代の男性消防司令です。

 このうち30代の男性消防士長は去年9月、酒を飲んで自家用車を運転し、丸亀市内で電柱に衝突する自損事故を起こしていて、先月(5月)酒酔い運転の罪で起訴されています。組合では事案の重大性から、この男性消防士長を免職処分としました。

 また、50代の男性消防司令は、部下の20代の職員に、作成に関わっていない報告書を示し、実際にはない間違いの指摘を繰り返すなど精神的な苦痛を与えたとして戒告処分としました。

 仲多度南部消防組合消防本部の石佛満明消防長は「信頼を失墜させたことに対し深くお詫びを申し上げます。町民の皆様の信頼回復に努めてまいります。」としています。

最終更新日:2025年6月9日 17:10