芸術祭 夏会期に向け「熱中症対策に万全期す」香川県知事
多くの来場者で賑わった瀬戸内国際芸術祭の春会期について、香川県の池田知事は、極端な混雑を避けられたとした一方で、夏会期に向けて対策に万全を期す考えを示しました。
一昨日(25日)、38日間の日程を終えた、瀬戸内国際芸術祭の春会期。来場者はゴールデンウイーク最終日までに、およそ17万3000人と、前回3年前より7万人以上増え、賑わいを見せました。
池田知事は今日(26日)の定例会見で、混雑が課題となっていた直島でバスの台数を増やしたことから、極端な混雑を避けることが出来たとの認識を示しました。一方で、海外の観光客からは船の切符を買うときに現金しか使えず、不便だったという声もあったということです。
また8月から始まる夏会期に向けては暑さをしのげる日よけやクーリングシェルターを設置するなど、市や町と連携して熱中症対策に取り組む考えを明らかにしました。
最終更新日:2025年5月27日 19:07