フェリーで不審者対応訓練 玉野市 瀬戸内国際芸術祭の開幕を前に
瀬戸内国際芸術祭の開幕を目前に控え、岡山県玉野市でフェリー内での不審者を想定した訓練が行われました。
明後日(18日)の瀬戸芸開幕を待ちわびる、岡山の玄関口、玉野市。メイン会場のひとつ、直島と結ぶフェリー「せと」の船内で行われたのは、ナイフを持った不審者が客室で暴れ出したという想定の対応訓練です。
お手本を見せた玉野海上保安部から、フェリーの乗組員に課されたミッションは「乗客の安全第一」。しかし何の装備も持たず避難誘導に集中するあまり・・・は乗組員の命を守れず「物言い」が入ります。
仕切り直しは、さすまたを持って挑戦です。海上保安部が通報を受けて駆け付けるまでの間、不審者と距離を取りながら「船内全ての命」を守るために奮闘しました。
海の上という「孤立状態」で求められる、船の不審者対応。海上保安部は、乗客も不審者を見つけた場合は早期に通報するなど、役割分担を求めています。
最終更新日:2025年4月16日 17:04