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「水の事故から命を守れ」水難救護訓練 若手消防職員が参加

2025年5月16日 19:10
「水の事故から命を守れ」水難救護訓練 若手消防職員が参加

 水の事故から命を守るための技術を強化しようと、岡山市で若手の消防職員を対象とした水難救護訓練が行われました。

 訓練は、災害や水の事故が増加する夏を前に、岡山市南区の市立市民温水プールで毎年行われているものです。今日(16日)は入庁4年目までの若手職員29人が、水の事故から命を守る技術を学ぶため、5種類の訓練に挑戦しました。

 溺れている人を陸まで引き寄せる訓練。要救助者のなるべく近くにロープを投げ入れることがポイントです。服を着た状態での泳ぎにくさを体験する着衣泳では、職員達は水を含んだ服の重みに体力を奪われながらも、懸命に泳ぎ続けていました。

 令和6年中の岡山市消防局管内の水難事故件数は23件で、12人が亡くなったということです。消防はレジャーの機会が増える夏に向けて、水遊び中の事故に特に注意してほしいと呼びかけています。

最終更新日:2025年5月16日 19:10