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水産庁の取締船 笠岡市沖で座礁 船首を残し船体が沈む 周囲に油流出

2024年5月21日 18:54
水産庁の取締船 笠岡市沖で座礁 船首を残し船体が沈む 周囲に油流出

 21日午前、岡山県笠岡市の海域で、水産庁の取締船が乗りあげたと海上保安部に通報がありました。乗組員は全員、救助されましたが、船首を残して船体が沈み、周囲に油が流出しました。

 水島海上保安部によりますと、21日午前10時前、笠岡市の梶子島の北側海域で、水産庁の取締船「白鷺」が乗りあげ、浸水していると118番通報がありました。乗組員14人は全員救助されて無事でしたが、船尾が海底に着き、長さおよそ40メートル、幅およそ30メートルの油が流出しました。

 白鷺は長さ42メートル、総トン数149トンの漁業取締船で、当時、広島県の尾道港から兵庫県の淡路島に向けて、パトロールを兼ねて航行中でした。現場の水深はおよそ19メートルで、水島海上保安部によりますと、正午以降、船体の沈下は認められないということです。

 水産庁によりますと、船長から「浅瀬に乗り上げ浸水している状況だ」と報告があり、船の引きあげと油の流出にすみやかに対応するため、民間のサルベージ会社に対応を要請したということです。水島海上保安部は巡視艇を現場に出して、油を薄めるための放水を行い、原因についても詳しく調査するとしています。

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