集荷の小包から金塊盗んだ疑い　元配送会社従業員の男逮捕

　集荷した小包から時価700万円を超える金塊を盗んだとして、犯行当時、配送会社に務めていた倉敷市の28歳の男が今日（8日）、逮捕されました。

　窃盗の疑いで逮捕されたのは、倉敷市西中新田の元配送会社の従業員、宮内克弥容疑者28歳です。

　警察の調べによりますと宮内容疑者は今年1月、倉敷市の大型商業施設の、ブランド買い取り専門店から集荷した小包の封を解いて、中から金塊1個を抜き取った疑いです。金塊の重さは500グラム、時価は741万1500円相当です。

　今年1月に店から被害届を受理した警察が、防犯カメラの映像などから宮内容疑者の犯行を特定し、今日逮捕しました。調べに対し、宮内容疑者は「盗んでいません」と容疑を否認しているということですが、警察は余罪についても捜査を進めるとしています。