【梅雨期間もOK】みんなで楽しめる!“雨の日”でも人気の体験スポットにフォーカス…おみやげ付きも(静岡)
9日に梅雨入りが発表され、雨の日が続くとせっかくの休みも出かけられる場所が限られてしまいますが…。そんな時季でも楽しく、見たり、体験したりさらにはおみやげまで付く人気スポットがあります。
車から降りることなく、雨の日ならではの動物たちを観察できたり、さらには、子どもも大喜びな動物のパン作り体験も。
(参加者)
Q.何を作っているの?
「ハムスター」
Q.ハムスターいいねー
「楽しい」
「みんなで楽しくできる場は、すごくありがたいです」
さらに、150年の歴史がある、しょうゆ工場では、なんと、自分でしょうゆをしぼる体験まで!?
(須藤 俊輔 アナウンサー)
「あ~ 、普段、味わっているしょうゆと全く違いますね、深みが全然違うう、えー」
「エブリーライフ」は、雨の日でも大満喫。体験もできて、おみやげまで付くみんなで楽しい注目スポットを紹介します。
まずは富士山の麓に広がる大自然の中でライオンやゾウ、キリンなど約60種類900頭の動物たちを間近で見ることができる「富士サファリパーク」。
マイカーや"ジャングルバス"に乗って見学ができるため、雨の日でも大丈夫。特に金網越しでのライオンへの餌やり体験は迫力満点で、思い出に残ること間違いありません。さらには…。
(佐藤 優里 アナウンサー)
「こちらにライオンの子どもが居るということなのですが、あっ、あそこですね、居ました。、いました」
今なら、2025年に生まれたばかりのライオンの赤ちゃん6頭の愛らし姿を見ることができます。それだけではありません。園内にはレストランやおみやげ施設も充実。なかでも人気なのが「パン工房」。様々な動物をかたどった可愛らしいパンが、店内で焼かれています。
(来園客)
Q.何を選んだの きょうは?
「トラ」
「トラだね、トラ、見てきたね」
(来園客)
「ねぇクマ可愛い」
「ほんとうだね、あっ、 リスもかわいい」
そんな人気のパン工房ですが、実は、買うだけではなく「パン作り体験」もできるのです。
(佐藤 優里 アナウンサー)
「すごく凝っていますけど、これは何?」
(体験した園児)
「ティラノザウルス!」
(佐藤 優里 アナウンサー)
「ティラノザウルス。すごいね、 上手」
(母親)
「きょう特に雨なので助かります」
子どもたちにも大人気のパン作り体験ですが、その仕組みは…。まず、レジでパン生地を受け取ります。そこから好きな形にしていくことができますが、いきなりどうやって作ればいいかわからないという人には…。
(パン工房 福井 瑞生さん)
「こちらにレシピ集がございますので、作るのに困った際は、こちらを参考にして作ってみてください」
(佐藤 優里 アナウンサー)
「あ~、ここにレシピ集があるんですね。では、これ見て作りたいと思います」
レシピ集を参考にライオンのパンを作ります。ポイントは、あまり形にとらわれず、子どものように楽しむこと…だそうです。
(佐藤 優里 アナウンサー)
「よし。 これで完成です」
こちらが、レシピ集を見て作った“ライオン”とのことですが…焼き上がりがどうなるか楽しみです。
このパン作り体験は、1回で2個作ることができ、所要時間は30分ほど。そのあと焼きあがるまで1時間ほどなので、すぐに持ち帰りできるのもうれしいポイントです。そして、焼きあがったパンがこれ。
(佐藤 優里 アナウンサー)
「ふっくらしたライオンになっちゃいました。これはこれでご愛きょうということで…さっそく焼き上がりのパンいただきたいと思います。う~ん、焼き立て最高。自分で作ったパンなので、よりおいしく感じますね」
「パン作り体験」は、午前11時から午後2時まで、1時間ごとに1日4回開催されています。現地での申し込みもできますが、人数制限があるため、WEBでの事前予約がおすすめです。
続いては、ここ…浜松市にある「明治屋醤油」へ。明治8年創業、2025年で150年の老舗しょうゆ店です。代々、受け継がれてきた技術で、厳選された原料を使い、濃じゅんな味わいと豊かなコクが特徴のしょうゆをつくっています。
(須藤 俊介 アナウンサー)
「おはようございます。きょうはよろしくお願いします」「この建物も柱やはりに歴史を感じますね」
(明治屋醤油 野末 将平さん)
「そうですね、大正6年位に建てられた建てられた建物で、国の登録(有形)文化財に登録してもらっています」
ここでは、150年前から変らない伝統のしょうゆづくりを見学することができます。
(須藤 俊介 アナウンサー)
「一気に香ばしい香りが強くなりましたね~」
(明治屋醤油 野末 将平さん)
「しょうゆの元となる、『もろみ』を寝かせておく場所です。大豆と小麦とこうじ菌を使って『醤油麹』を作って 塩水と混ぜると『もろみ』になる」
この「もろみ」を寝かせる長さによって、しょうゆの風味や色の濃さが大きく変わるといいます。そして、寝かせた後は…。
(明治屋醤油 野末 将平さん)
「1年以上たったものを布に入れて搾る… 、出来たものがしょうゆになる」
(須藤 俊介 アナウンサー)
「いろいろな過程、工程を経て、われわれが食べているしょうゆができるのですね」
(明治屋醤油 野末 将平さん)
「そうです」
さらに、こここでは、しょうゆづくりの一部を体験することができます。いくつかコースがありますが、今回は…。
(明治屋醤油 野末 将平さん)
「きょうやってもらうのは、搾る、加熱処理をする、容器に入れる…を体験してもらいます」
まずは、1年4か月熟成させた「もろみ」を布に包み、上から圧力をかけてしぼっていきます。十分に力を加えたあと、圧縮機を傾けると…。
(須藤 俊介 アナウンサー)
「搾りたてのしょうゆ色が、また、濃いしょうゆですね」
そして、発酵を止めるために、しぼったしょうゆを加熱する「火入れ」を行います。その後は、粗熱がとれたら容器に詰め、ふたをしていきます。
(須藤 俊介 アナウンサー)
「入りました。キャップが装着されて、これで手作りのしょうゆが完成しました。うれしい」
搾りたてのしょうゆ、その味は…。
(須藤 俊介 アナウンサー)
「うん、おっ、普段味わっているしょうゆと全く違いますね。深みが全然違う。えーっ」
(明治屋醤油 野末 将平さん)
「やはり違います。一緒かと思うかもしれないけど、ちょっとずつ違う。普段、買っているしょうゆを、ちょっと変えてみるだけで、料理(の味も)変わります」「しょうゆは」「全部一緒だと思っている人も多いので」「『あそこに行くと、いろいろなこと分かるよ』 とか…『面白いことやっているよ』といわれるようなしょうゆ屋さんになっていきたいと思っている」
「明治屋醤油」の体験コースは、午前と午後の1日2組限定で、電話やホームページなどで予約を受け付けています。
梅雨の時季でも楽しめる人気スポット。みなさんも出かけてみてはいかがですか?