【判決】診察でわいせつ繰り返し動画撮影などした罪問われた小児科医…「犯行は極めて卑劣で悪質」懲役7年6か月実刑言い渡す(地裁浜松支部)

診察中にわいせつな行為を繰り返したなどとして、地裁浜松支部は、医師の男に懲役7年6か月の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは中東遠総合医療センターの小児科医で44歳の男の被告です。判決によりますと、被告の男は、少なくとも2017年から、複数の未成年の患者に対し、診察室でわいせつな行為を繰り返したほか、動画を撮影するなどしました。
これまでの裁判で、被告の男は起訴内容を認めた上で、少女の胸を触ったり動画を撮影した理由について診察の一環だったと主張していました。
9日の判決で、地裁浜松支部の来司直美裁判官は、「医師の立場を利用して、わいせつ行為を常習的に繰り返し、自身の性欲を満たすために犯行に及んだことは極めて卑劣で悪質」などとして、懲役7年6か月の実刑判決を言い渡しました。
最終更新日:2025年5月9日 18:25