静岡･沼津市戸田の出身で、東京芸術大学･名誉教授の佐藤雅彦さんが、16日、沼津市役所を訪れ、国民宿舎跡地にミュージアムを建設する計画を提案しました。

佐藤雅彦さんは、「だんご3兄弟」の作詞･プロデュースや、CMなど、様々な映像作品を手掛けてきました。今回、佐藤さんが代表理事を務める財団が、沼津市に提案したのは、「富士山と海を見ながら考えるミュージアム」の建設です。2006年に閉鎖され、2022年に取り壊された国民宿舎伊豆戸田荘の跡地に建設するもので、16日は、沼津市長に概要を説明しました。

ミュージアムでは、魅力的なキャラクターやCMを生み出す方法論の解説とともに、佐藤さんが手掛けた映像作品を展示する予定です。また宿泊施設を併設することも検討しています。財団では、2029年度のオープンを目指す予定です。