衝突現場から逃走!目撃者が追跡、車を乗り捨てさらに逃げるもナンバーからあっさり“御用”
札幌・東警察署はきょう(2024年12月10日)、過失運転致傷と道路交通法違反の疑いで、石狩市に住む会社役員の男(48)を逮捕しました。
男は9日午前10時15分ごろ、札幌市東区東雁来7条1丁目の交差点で、乗用車を運転しワンボックスカーと衝突する事故を起こし、運転手にけがをさせたにも関わらずそのまま逃走した疑いがもたれています。
事故の目撃者から「事故を起こして逃げた車を追いかけたが、運転手が車を置いて逃げた」と110番通報があり、事件が発覚しました。
警察によりますと、男は道道275号で西から東方向へ走行していたところ、右から来たワンボックスカーと出合い頭に衝突する事故を起こしました。
男はその場から逃走しましたが、目撃者が数百メートル追跡してきたため、車を乗り捨てて逃げたということです。
ワンボックスカーを運転していた男性(31)は首の捻挫で軽傷で、警察は乗り捨てられた車のナンバーから男を特定し、事故から数時間後には男を呼びだしました。
その際、男からアルコールは検出されなかったということです。
調べに対し、男は「交通事故を起こして車を置いたままその場から立ち去って警察へ届け出しなかったのは間違いない」と容疑を認めていて、警察は事故当時の交差点の信号の状況や、男が逃げた動機について捜査しています。