３連休の最終日、北海道内は事故が相次ぎました。

余市町のトンネルでは車同士の事故で４人が病院に搬送され、このうち１人が死亡したほか、夕張ではバイク同士の事故で２人がけがをしています。

（岩渕カメラマン）「トンネルの入り口付近に大破した車が見えます」

原形をとどめないほど大破した軽乗用車。

衝突の激しさを物語っています。

事故があったのは余市町の国道２２９号・ワッカケトンネルです。

２０２４年９月２３日午後２時ごろ、古平側のトンネル出入り口付近で軽乗用車と乗用車が正面衝突しました。

この事故で、双方の車両に乗っていたあわせて４人が病院に搬送されました。

このうち、軽乗用車を運転していた永坂由幸さん（６０）の死亡が確認されました。

一方、２３日午前１１時すぎ、夕張市平和の道道３８号で、付近にいた人から「バイク同士の事故です」と消防に通報がありました。

この事故で２０代の男性が腰の痛みで、７０代の男性が足の痛みでそれぞれドクターヘリなどで病院に搬送されました。

いずれも意識はあるということです。

警察によりますと、現場は片側一車線の直線道路で、警察が事故の原因を詳しく調べています。