“日本一”大きなホタテ! 顔も隠れる超特大サイズ 別海町の海が育んだ“宝石”の秘密 北海道
返礼品の1番人気はやはりホタテです。
知名度が上がり、リピーターも増えました。
(別海町ふるさと納税担当 人羅茜さん)「(以前)一般流通では北海道産と一括りにされることが多かった。ふるさと納税は野付のブランドが広く認知されたことが大きい」
地元客でにぎわう別海町の居酒屋です。
新鮮さと大きさを生かしたホタテ料理を提供しています。
仕事終わりの客や家族連れ、周辺の町からもホタテを楽しみに訪れます。
(地元客)「メチャメチャうまい」
(地元客)「細胞がたっているというか、甘みがすごくて(地元の)宝です。本当においしい」
こちらは店のおすすめメニュー。
ホタテの三色丼です。
ワサビしょう油を和えた生ホタテに、天ぷらとバター焼きの3種類。
まさにホタテづくしです。
こちらは、洋風のアヒージョ。
オリーブオイルやニンニクとホタテのうまみを生かした逸品。
女性にも人気です。
(中標津から来た客)「貝柱が分厚くて食感が良くておいしかった」
人気の一方で、店主の大隅さんは仕入れに不安を抱えています。
ふるさと納税のほか、アメリカなど海外にも輸出。
円安の影響も加わり、ホタテが高騰しているのです。
(酔楽まる太 別海店 大隅啓年店主)「ひところからすると3倍くらい上がっている」
それでも、利益を度外視して価格を据え置き、多くの人に食べてほしいと期待します。
(酔楽まる太 別海店 大隅啓年店主)「ホントに利益なしでやっています。北海道でも東の果てで来るのは難しいと思うが、ぜひ食べてほしい」
日本一大きいと自負する別海町・野付産のホタテ。
豊かな海のおいしさと未知の食感が味わえます。
野付産のホタテがこんなに大きいことを初めて知った道民の方も多いのではないでしょうか。
野付の速い潮の流れが多くのプランクトン運び、ホタテの運動量も増えることで大きく筋肉質になるということなんです。
漁は4月までで今がまさに旬。
皆さんも味わってみてはいかがでしょうか。