カルビにホルモン、キムチも…人気焼き肉チェーン店で食中毒 35人症状訴え21人から「ノロ」

北海道岩見沢市の焼き肉店で、カルビやホルモンなどを食べた35人が食中毒を発症しました。
一部の患者から「ノロウイルス」が検出され、店は現在営業を自粛しています。
食中毒が発生したのは、岩見沢市4条西1丁目の焼き肉店「牛角 岩見沢店」です。
岩見沢保健所によりますと、2025年2月17日と18日に、この店で、カルビやホルモンなどの焼肉や、たまごスープ、キムチ、バニラアイスなどを食べた9つの団体・49人のうち、35人が下痢や嘔吐の症状を訴えました。
このうち、検査をした21人全員から「ノロウイルス」が検出されたため、保健所は食中毒と断定しました。
重症者はいません。
岩見沢保健所は、従業員の手洗いなどが不十分とみられる点もあり、店内や調理器具の清掃・消毒などを指導したということです。
店は食中毒の発生をうけて、2月20日から営業を自粛しています。
最終更新日:2025年2月27日 16:46