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新潟地震からまもなく60年 “教訓を生かすために” 各地で訓練や写真展 《新潟》

2024年6月11日 19:26
新潟地震からまもなく60年 “教訓を生かすために” 各地で訓練や写真展 《新潟》

新潟地震から6月16日で60年になるのを前に、新潟市消防局で大規模な地震を想定した訓練が行われました。被災の現場を捉えた写真展も始まっていて、実際に60年前の地震を体験した人も訪れています。

《訓練》
「情報共有します。いま火災は7件、被害多数という情報が入っています」

情報収集に追われる隊員たち。

新潟市消防局の訓練は最大震度7の揺れを観測した想定で行われました。

元日に起きた地震では、新潟市内でも発生から3時間で約200件の通報が寄せられました。

訓練では優先順位を決めて隊員をどこに派遣するか、災害時の対応をあらためて確認しました。

〈新潟市消防局 小林雅博 次長〉
「新潟地震の発生から間もなく60年が過ぎようとしています。元日に発生した能登半島地震のこともあり、いつ何時大きな災害が発生するかわかりませんので災害に備えていきたい」


発生からことしで60年となる新潟地震。

その記憶を伝える写真展が新潟市北区の「郷土博物館」で開かれています。

倒壊し、屋根が真下に落ちた工場。

屋根が崩れ、車にのしかかっいる被害の様子も。

「車をみるとうちにもこんな車があった」

1964年6月16日に起きた新潟地震。
粟島沖を震源とするマグニチュード7.5の地震が起き、沿岸部を津波が襲いました。建物の倒壊や火災が起き、県内では14人が亡くなりました。

こちらの男性は当時小学2年生だったといいます。

〈訪れた人〉
「(揺れが)気持ち悪かった。高齢者が畑に集まって、うずくまっていたのは覚えている」

〈訪れた人〉
「地震だー!とかいって体育館に入っていって。地割れがして地下水があふれ出ていて、先生が帰りなさい!と」

阿賀野川にかかり、北区と東区を結ぶ「松浜橋」。この橋も新潟地震で一部が崩落しました。

〈新潟市北区郷土博物館 伊藤健 館長〉
「全国各地で自然災害が起きている。地震はもちろんだが豪雨であったり、台風だったりいろんな災害に対する備えをしっかりと行っていただく機会になれば」

新潟地震から60年。当時の写真は記憶と教訓をいまに伝えます。