新潟市の地下街「西堀ローサ」の運営会社 9億円の債権放棄を市に要望 《新潟市》
ことし3月に営業を終了した新潟市の地下街「西堀ローサ」についてです。運営会社は9日、新潟市の中原市長に対し、市から借り入れている9億円の返済が困難だとして債権の放棄を求めました。
(リポート)
「閉館から1か月ほどが経った西堀ローサ、シャッターがおり、閑散とした空気が漂っています」
新潟市古町地区の「西堀ローサ」はことし3月末をもって全てのテナントが撤退し48年の歴史に幕を下ろしました。
運営する「新潟地下開発」は9日、中原市長に対し、市から借り入れている9億円について返済が困難だとして債権の放棄を求めました。
西堀ローサは今後、市が所有する方針ですが、活用方法については決まっていません。
中原市長は債権の放棄について「早めに検討したい」としています。
最終更新日:2025年5月9日 20:44