夢の舞台へ 「鼓童」研修所の入所式 ブラジルやアメリカからも 佐渡で新たな一歩《新潟》
太鼓芸能集団「鼓童」の研修所で入所式が開かれました。ことしは海外出身の若者も入所し佐渡で新たな一歩を踏み出しました。
緊張した面持ちで先輩の演奏を聞く若者たち。ここは佐渡市にある太鼓芸能集団「鼓童」の研修所です。7日に入所式が開かれました。
研修所では「鼓童」のメンバーになるため共同生活を行いながら心と技を鍛えます。ことしは県外から8人が入所しました。なかには海外からも…
こちらの男性はブラジル出身。ブラジルで太鼓チームに所属していて鼓童への憧れから佐渡へやってきたといいます。
〈ブラジル出身 佐藤昌平さん〉
「他のものから離れて集中するのが(いい)それを求めてきました」
さらに、こちらの男性はアメリカ出身。これまでは熊本で英語の先生をしていました。
〈アメリカ出身 ネイビン ニコラス アカミネさん〉
「決して簡単な決断ではなかったんですけど、やっぱり自分の夢を追いかけてやってみようかなと思いました」
新たな地で夢への一歩を踏み出した若者たち。憧れの舞台を目指して厳しい試練に立ち向かっていきます。