【議会】「県民投票条例案」否決へ 最大会派・自民党が「反対」方針 原発再稼働の是非めぐる県民投票 《新潟》
県議会の臨時会で審議されている柏崎刈羽原発の再稼働の是非をめぐる県民投票について、議会の過半数を占める最大会派・自民党が反対する方針であることがわかりました。18日の最終日に採決が行われますが自民党が反対に回ったことで否決される見通しとなりました。
県民投票条例案は16日に始まった県議会の臨時会で審議されています。
議長を除く県議52人の賛否が問われる中、焦点は過半数を占める最大会派・自民党の対応です。県民投票については知事と同じく慎重な姿勢を取っていました。
各会派は17日の審議を終えたのち対応を協議しました。党議後、報道陣の取材に応じた自民党県連の岩村幹事長は…
〈自民党県連 岩村良一幹事長〉
「知事も意見書で指摘の通り多様な意見は二者択一ではなかなか把握することができないといった主な理由として特別委員会の採決においては否決をする方向性で固まった」
このように述べ条例案に反対する方針を明らかにしました。
一方、第2会派の「未来にいがた」や「リベラル新潟」は賛成の方針です。
しかし、自民党に加え、公明党などほかの会派も反対の方針で県民投票条例案は否決される見通しとなりました。
県議会の臨時会は18日の最終日、採決が行われます。