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拉致被害者の蓮池薫さんと曽我ひとみさんが講演 「拉致問題に関心を持ってほしい」と訴え 《新潟》

2024年6月10日 19:26
拉致被害者の蓮池薫さんと曽我ひとみさんが講演 「拉致問題に関心を持ってほしい」と訴え 《新潟》

拉致被害者の蓮池薫さんと曽我ひとみさんがこの週末、それぞれ講演を行いました。2人が共通して訴えた思い。それは「拉致問題に関心を持ってほしい」ということでした。

6月9日、上越市で講演した拉致被害者の蓮池薫さん。親世代で健在なのは横田めぐみさんの母、早紀江さんと有本恵子さんの父、明弘さんだけであることに言及し、「動くなら“今”しかない」と北朝鮮にプレッシャーをかけることが重要だと話しました。

〈蓮池薫さん〉
「この2人が(娘に)会えなかったときは覚悟してよと日本国民は北朝鮮が一方的に望むような外交は絶対にしませんから、今やらなければあなたたち喜ばれませんよと。今でなければダメだよというプレッシャーをかけなければならない」

拉致問題の解決に向け「私たちに何ができるか」。

こう問われた蓮池さんは…

〈蓮池薫さん〉
「このようにして参加してくださることだけでも大きな力になって北朝鮮へのメッセージになることをお伝えしたいです。それが北朝鮮にはプレッシャーになりますので」

一方、佐渡市では曽我ひとみさんが「家族」をテーマに講演。

一緒に拉致され、まだ帰国できていない母・ミヨシさんとの思い出を話しました。

〈曽我ひとみさん〉
「いつの間にか北朝鮮の地で一生を終えることも仕方がないのかと半ばあきらめに似た感情が生まれていました。その思いを打ち消してくれたのが、唯一母から買ってもらったこの腕時計です。この時計は母であり、私が何かにくじけそうになると叱ったり励ましてくれる宝物でした」

「拉致問題に関心を持ってほしい」。

曽我さんは蓮池さんと同じように呼びかけました。

〈曽我ひとみさん〉
「今、私は拉致問題が過去のこととして忘れ去られるのではないかと危機感を抱いています。きょう話を聞いてくれた皆さんはこの拉致問題を少しでも多くの人に発信してください。1人でも多くの人の声が問題解決の一助になると信じています」

拉致問題は過去ではなく今起きている問題。

関心を持ってほしい。2人はこう訴えていました。